顧客の資産運用に役立ちたいという志を持って証券マンになったものの、ノルマに追われて、顧客の利益が後回し…という実態とのギャップに悩む方は多いでしょう。
家庭やプライベートとの両立などの面からも、証券会社から転職する人が増えています。
金融ビッグバン以降の規制緩和により、証券業界を取り巻く環境は大きく変わりました。IT技術の進歩によって、先々さらなる地殻変動も起きるでしょう。
ここでは証券会社から転職をしたい人のために、証券マンからの転職を成功に導くポイントを徹底解説します。
この記事の目次
1. 三年以内に50%以上が辞める、証券会社の転職事情
証券業界は離職率が高いと言われています。
厚生労働省の「新規学卒者の離職状況」によると、大卒者の3年離職率は32%程度ですが、証券営業は3年後には50%以上が辞めると言われています。
「3年は大手証券会社で仕事を覚えて、その後キャリアアップ転職する」と決めている人もいますが、一方で激務や過大なノルマに疲弊して辞める人も多く、非常にハードな業界です。
1-1. 証券業界では、平均勤続年数は中小の方が長い
平均勤続年数は企業によって大きなバラつきがあります。
トップは平均20年程ですが、業界最大手の野村HDは平均3.5年です。
一般的には、大企業は平均勤続年数が長く、中小企業は短いという傾向にありますが、証券業界では様子が違います。証券業界では大手よりも中小や地域密着型の企業の勤続年数が長いです。
証券大手五社の平均勤続年数
- 野村ホールディングス=3.5年
- 大和証券グループ本社=15.4年
- 三菱UFJ証券HD=7.5年
- SBIホールディングス=6.1年
- 岡三証券グループ=3.5年
証券業界 平均勤続年数 上位5社
- 光世証券=19.5年
- 小林洋行=19.3年
- 日本証券金融=18年
- 水戸証券=17.6年
- 藍澤証券=16.5年
規模よりも各企業の営業方針や社風による違いが大きいようです。
1-2. 証券会社から転職する理由
証券業界は収入の面では給与水準は高いです。
「年収ラボ」によると、証券業界の平均年収は703万円で、大手三社の平均年収は1000万円超えです。
高収入でも証券会社から転職したい(辞めたい)理由は何なのでしょう?
証券会社を辞める主な理由は以下が挙げられます。
証券会社を辞めたい主な理由
- 過大な販売ノルマ(数字が全て)
- 社会や顧客に貢献できているという実感が乏しい
- 激務・長時間労働で、心身の健康や家庭との両立に支障を来す
- 体育会系体質、パワハラ体質
- 新規開拓営業が辛い
「証券マンは数字が全て」と言っても過言ではないでしょう。毎月毎月、新たなノルマがあり成果を出し続けなければいけません。ノルマ未達成だと、上司に半端なく詰められます。
ノルマに追われて、顧客利益を一々考えているヒマはないのです。
そこに良心の呵責を覚えると、証券営業はやっていけない現実があります。
それを乗り越えた人は残り、疑問を覚えた人は証券会社から転職していきます。
証券会社を辞めたい時の対処法については「証券会社辞めたい!辛い証券営業を克服する対処法」でも紹介しています。
2. 証券会社から転職する際に重要な「自己分析」とその方法
証券会社から転職する証券マンは、年収や労働条件・スキルなどを軸に考える人が多いです。
確かにスキル・経験は外せません。しかし、今モヤモヤしていることは、労働条件やスキルで解決できるでしょうか?
「自分のやっていることは顧客のためになるのだろうか?」
「この環境で、ずっと続けていけるのだろうか?」
と思う人も多いのではないでしょうか。
これらのモヤモヤを晴らす方法は、自分に問いかけて自己分析することです。
自分が働く価値観と企業の価値観が合致して、そこに自分の強みが活かされれば理想的です。
証券会社から転職を考えるに当たって、[強み×価値観] という2つの軸で自己分析してみましょう。
2-1. 証券マンの転職市場での強みとは何か
転職市場では営業の求人が多く、証券会社の厳しい環境で鍛えられた経験は評価されます。
証券マンが転職市場で評価される強みとは、どんなことでしょう。
- 経済動向に関する知識やマーケットの理解
- 目標を達成しようとするタフさや、数字への執着力
- 法人や富裕層との信頼関係構築力
- コミュニケーション力や交渉能力
- 金融・財務の知識
- 情報収集力、分析力
- ポジティブな姿勢やノリの良さ
上記のような強みがある一方、仕事によっては証券営業の常識や成功体験がマイナスになる場合もあります。
「数字さえ挙げれば結果オーライ」というスタンスが通用しない仕事や企業もあります。リテール営業の証券マンは、殆どが短期決戦型です。じっくりヒアリングして問題解決したり、契約をまとめて行くような仕事では、荒っぽい面が出てしまうことがあります。
2-2. 何のために働くのか?を考える
数字に追われ上司に詰められ残業続き、休日もノルマのことで頭が一杯。
手数料稼ぎのために必要ない売買を勧めたり、自分は何のために証券会社に入社したんだろう?何のために働いているんだろう?と思う人も多いですよね。
「高い給料を得るために働く」という目的・価値観であれば、ノルマ達成へのモチベーションも持てるでしょう。
しかし、人の役に立ちたいとか創造性を重視する人にとって証券営業は辛いかもしれません。
給料を得ることは生活のために必要ですが、働く目的や価値はそれだけではないですね。
自分にとって重要な価値は、報酬なのか?社会的評価なのか?貢献なのか?は人それぞれでしょう。
アメリカのコロンビア大学教授の ドナルド・E・スーパーがまとめた「14の労働価値」を参考に、証券会社から転職したいと思う時は「自分は何のために働くのか?」を改めて考えてみましょう。
14の労働価値 (ドナルド・E・スーパー)
- 能力の活用=自分の知識や能力を発揮できる
- 達成=良い結果が生まれたという実感が持てる
- 美的追求=美しいものを創り出せる
- 愛他人性=人の役に立てる
- 自律性=他人からの命令や束縛を受けずに、自分の力でやっていける
- 創造性=新しいものを創り出したり、新しいやり方を考える
- 経済的報酬=たくさんのお金を稼ぎ、高水準の生活をする
- ライフスタイル=自分の望むような生活を送れる
- 身体的活動=身体を動かす機会が持てる
- 社会的評価=社会に広く仕事の成果を認めてもらえる
- 冒険性=わくわくしうるような体験ができる
- 社会的交流性=色々な人と接点を持ちながら仕事ができる
- 多様性=多様な活動ができる
- 環境=仕事環境が心地よい
自分が重要と思う価値観と、仕事(会社)の価値観がズレてると、「何のために働いているんだろう?」というモヤモヤが生まれます。
あなたが重視する労働価値は何でしょう。「自分は何のために働くのか?」を改めて考えてみましょう。
3. 転職理由から、証券会社からの転職先を考えてみる
証券会社からの転職でも、人によって転職理由は様々でしょう。
- キャリアアップや収入アップを図りたい人
- ノルマ優先でなく、顧客本位の仕事をしてやりがいや喜びを得たい人
- ワークライフバランスを取り戻したい人
- 新規開拓や厳しいノルマから解放されたい人
証券会社から転職したい理由は一つではなく、いくつか重なっている場合が多いと思いますが、主な転職理由に沿って、転職先を考えてみましょう。
3-1. キャリアアップや収入アップを図りたい人
キャリアアップや収入アップを図りたい人は、証券営業としてこれまでに培った知識や経験を活かせることが条件となるでしょう。
キャリアアップ(収入アップ)したい場合の転職先
- M&Aを仲介するコンサルティング業務=財務知識、プレゼン能力や信頼関係構築力が役立つ
- 事業継承や再生に関わるアドバイザリー業務やコーディネーター
- 銀行・金融業界=富裕層向けのプライベートバンキングなどの機能強化を図る企業が増加傾向
- 外資系金融・保険会社=金融知識や営業スキルが役立ち、成果主義で馴染みやすい
これらの仕事では専門性が問われるので、それなりの業務経験が求められることが多いです。
しかし20代であれば、充分教育期間があるので潜在力期待で求人募集する企業もあります。
これらの職種でキャリアアップしたい場合には「JACリクルートメント」と「リクルートエージェント」が最もおすすめです。求人の質量と、転職実績で圧倒的に優れています。
3-2. ワークライフバランスを取り戻したい人
営業の仕事は顧客に合わせて動くので、残業は多いです。しかし証券マンに比べると他業界はるかにワークライフバランスは保てるでしょう。収入ダウンになることも多いですが、自分の望む働き方をトータルで考えることが大切です。
証券会社より激務ではなく、営業経験が活かせる転職先
- 広告代理店やWEBメディアの営業
- 人材紹介会社の営業
- システムや業務代行サービスを扱う営業
- 教育・研修サービス提供企業の企画営業など
- 不動産営業=居住用不動産の売買営業や用地仕入れなどがある。
- 商工会議所の職員=商工会議所で中途採用を行っている所もある。地域企業の経営支援など。
証券営業は、金融商品を扱うコンサルティング営業です。無形商材は高度な営業スキルを求められるので、証券会社からの転職先として無形商材は向いているでしょう。
これらの職種に転職する場合には「リクルートエージェント」と「doda」が最もおすすめです。求人の質量が圧倒的で、かつ転職成功実績にも最も優れているといえます。
3-3. 新規開拓や厳しいノルマから解放されたい人
新規開拓営業は成約率が非常に低いので、とにかくアポや接触回数を増やすしかありません。
そのため、営業の中でも非常に厳しく労働環境もブラックになりがちです。
証券会社から転職先として新規開拓以外の営業もあります。
ノルマのない新規開拓以外の営業職の転職先
- 法人対象のルート営業=ルート営業は大まかな目標はあるが、一般的にはノルマはない。
- 個人客の反響営業=個人客対応でも、問合せが来た人への説明や対応。
- 店頭対応型の営業=保険ショップや不動産、住宅設備関連、車など来店客への対応
これらの職種に転職する場合には「JACリクルートメント」と「doda」がおすすめです。営業職に強い「type転職エージェント」も併用すると良いでしょう。
3-4. ノルマ優先でなく、顧客本位の投資アドバイスをするIFAという働き方
証券営業の経験を活かす転職として、最近注目されているのがIFA企業への転職です。
証券営業そのものは好きでも、顧客利益より会社都合やノルマ優先の営業方針に納得できない人は多いでしょう。ノルマに振り回されることなく、中立的な立場で顧客の資産形成に役立ち喜ばれる仕事があれば証券マンとしては理想的です。
そんな働き方があります。IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)という仕事です。
IFAのメリット
- 中立的な立場で、顧客本位の投資アドバイスができる
- 特定の証券会社に所属しないので、販売ノルマがない
- 転勤や異動がないので、長期的な信頼関係が築けて資産形成に関われる
- 顧客が儲かるとIFAの収入も増えるので、顧客満足と高収入が両立する(実力次第)
IFAは社員として雇用される場合と、フリーランスとして契約する場合があります。
IFA企業で社員として働いて、その後にフリーランスや起業するという道もあります。
金融先進国のアメリアでは、IFAの存在が投資の間口を広げたと言えます。
日本でも今後はネット証券が主流になり、IFAの役割が重要になるでしょう。
(IFAは、正式には「金融商品仲介業者」と言います。)
どの分野でも、顧客利益にならないビジネスに将来性はありません。
そして自分の働く価値観と合わない仕事では、やりがいや意欲が持てません。
証券会社でノルマと顧客利益に板挟みで迷っている人は、証券会社から転職してIFAという働き方をするのも選択肢でしょう。
4. 証券マンに適した転職活動のポイント
証券会社から転職したいと思っていても、なかなか踏み出せない人も多いのが現実です。
ネックになっているのは、以下のようなことでしょう。
- 転職活動をする時間がない
- 年収の大幅ダウンは辛い
- 営業はどこに行ってもノルマが付き物ではないか。それなら今と変わらないのでは?
- 転職するなら圧迫感のない環境や社風が良いが、求人情報では判らない
転職にはリスクが伴います。だからこそ在職中に転職活動をして、納得のいく就職先が内定してから退職したいものです。しかし、証券マンは転職活動の時間もありません。
本章では証券マンに適した転職活動を紹介しましょう。
4-1. 仕事探しは転職エージェントを活用する
証券マンの転職活動では、上手に相談相手を選ぶことが重要です。
只でさえ忙しいのですから、自分だけの視野や情報力では良い転職はできません。
証券マンの仕事探しに最も適しているのが、転職エージェントです。
転職エージェントのメリット
- 専任のキャリアアドバイザーが付き、転職活動の全工程をサポートしてくれる
- 好条件の求人は非公開が多いが、大手の転職エージェントは優良な非公開求人を多く扱う
- 求職者の経歴や希望から、キャリア相談に乗り、強みを活かせる求人を紹介してくれる
- 自己PRの方法や応募書類作成、面接対策などについてアドバイスが受けられる
- 応募先企業の社内の雰囲気や社風など、一般の求人情報では判らない社内情報が得られる
- 面接日や入社時期などの日程調整をしてくれるので、在職中の転職活動も可能
転職エージェントの注意点
- 転職エージェントは成功報酬なので、高収入の転職先に早く決まるのがベスト。決まりやすい同職種の案件を紹介するケースもある。最終的に自分で判断することが大事。
- 担当者によって経験や知識の差もある。複数のエージェントに登録して、自分に合う担当者を見つけることが大切。
- 担当者と電話やメールで連絡を取り合いながら転職活動するので、そのための手間は必要。
証券会社から転職する際には、まずは大手の転職エージェントに2〜3つ登録してみましょう。
証券会社からの転職でおすすめの大手転職エージェント
- リクルートエージェント:業界1位、内定率No1、年収UPなどの交渉力も高い。
- doda:業界2位、求人の提案数が多い、面接対策に強い。
- JACリクルートメント:ハイキャリア転職で実績No.1。
- パソナキャリア:業界3位、上位2つよりサポートが非常に丁寧、女性にも強い。
4-2. 「転職サイト」で情報収集を始める
転職サイトは多少手間はかかりますが、人が介在しない分、気軽に転職活動できるのがメリットです。転職の相場観を知る情報源として重要です。
転職するか迷っている場合でも「とりあえず登録して求人を見てみる」のと「転職診断サービスを使ってみる」のはおすすめです。
おすすめの国内大手の転職サイト
証券マンにはハイクラス人材向けの会員制転職サイト「ビズリーチ」もおすすめです。登録時の審査がありますが、証券マンなら審査は余裕で通るでしょう。ヘッドハンターからのスカウトが届くサービスも備わっているので、とりあえずスカウトを受けてみる為に登録してみると良いでしょう。
4-3. 書類選考と面接のポイント
「自分という商品」をどのように表現し売り込むか?が応募書類と面接です。
但し、相手が欲しい!と思う売り込み方でなくては採用につながりません。
証券会社から転職する際の書類選考と面接について、ポイントに絞って解説します。
4-3-1. 書類選考(履歴書・職務経歴書)のポイント
書類選考では、職務経歴書が最重要です。
中途採用の場合は、業務に必要な人材をピンポイントで欲しいという状況です。
どのように仕事をやってきたか?のイメージが伝わることが大切です。
応募書類のポイント
- 企業研究をして応募業務をよく調べ、応募業務と関連する職歴や経験を詳しく記述する
- どのような対象・商材・営業スタイル・ポジションでやってきたか
- 実績・経験はできるだけ数字を使って客観的に記述する
- 自己PRは、ありきたりの表現は避けて、具体事例をもとにアピールする
4-3-2. 面接のポイント
面接では人柄(一緒に仕事をやっていけるか?)と応募動機や意欲を重視します。
証券会社から転職する理由は必ず聞かれます。特に他業界・他職種への転職では、転職理由と応募動機は非常に重要です。「なぜ高収入の証券営業を辞めて応募するのか?」をしっかりと自己分析をした上で、ポジティブなストーリーにしましょう。
面接のポイント
- 第一印象は重要。身だしなみや清潔感、マナーには充分な配慮をする
- 転職の理由からポジティブな応募動機につなげる
- 応募業務への意欲を、自分のビジョンと絡めて説明すると説得力が出る
- 実績など自慢話にならないように、客観的に簡潔に説明する
- 営業トークとは違うので、相手の質問をしっかり聞き的確に答える
- 面接の想定問答集を作り、模擬練習は必ずやっておく
転職エージェントを利用すると、応募書類や面接対策についてアドバイスをしてくれます。
自分だけの視点ではなく、第三者のプロのサポートを受けることによって通過率が高まります。
ぜひ転職エージェントを活用しましょう。
5. 証券会社からの転職は「タイミング」も重要です
証券マンからの転職でも、年齢によって選択肢や可能性は違ってきます。
20代で証券会社から転職する場合
他の業界・他の職種への転職が可能です。
但し、短期離職は不利です。3年以上は勤続してからにした方が市場価値は上がり転職に有利です。
30代で証券会社から転職する場合
30代になると経験者との競合になり、好条件で転職するためにはある程度の実績や専門性が必要です。
それなりの年収を希望するなら、在職中に証券アナリストやFP1級など、より上位の資格取得すると転職に有利です。語学力があると選択肢が広がります。
40代で証券会社から転職する場合
同職種への転職が主になります。経験や人脈を活かして同業他社への転職や、独立起業も選択肢です。40代以上になると、現職の年収を維持できる転職先は非常に少ないです。
証券業界は給与水準が高く、年齢を重ねるに従って他業界との収入差が大きくなります。
20代ならば証券会社から転職しても収入ギャップはさほど大きくなく、将来的なメリットを考えて未経験の職種への転職も可能です。
30代以降になると、証券会社からの転職では収入減と転職のメリットが見合うかどうかという判断になります。
(勿論、ヘッドハントされる位の実績・能力があれば年齢はあまり関係ありません。)
証券業界で続けるかどうかの判断は、20代のうちがベストでしょう。
そのためには、「働く上で何を重視するか?の価値観をしっかりと考えること」と「転職する・しないにしても行動を起こすこと」が大切です。
証券会社から転職したい場合でも、すぐに転職できるわけではありません。タイミングを見極めるまでは現職を続ける事になります。日々できる事などを「証券会社辞めたい!辛い証券営業を克服する対処法」にまとめていますので、合わせてご覧ください。
6. まとめ
金融ビッグバン以降の規制緩和により、証券業界を取り巻く環境は大きく変わりました。
IT技術の進歩によって、先々さらなる地殻変動も起きるでしょう。
2017年に金融庁が「顧客本位の業務運営」を打ち出しました。証券業界のリテール部門は古い体質があり変革を迫られています。ネット証券の台頭などにより、既存の対面型営業も従来のやり方では通用しなくなるでしょう。
証券会社も対応を迫られているわけですが、直ぐに組織や社内文化が変わることは期待薄です。
今の証券会社で「働く価値」を感じられないのであれば、証券会社から転職に向けて行動した方がいいでしょう。
自分にとって重要な「働く価値」とは何かを考えてみましょう。
働き方は人生に直結する大問題です。
「働く価値(目的)」を見出せなければ、働くことは単なる苦役です。
現状に問題があるのなら、まず行動することが何よりのリスクヘッジです。
最初の行動の一歩として、この記事がお役に立てれば嬉しいです。