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記事更新日:2019年01月23日

MRを取り巻く環境が厳しくなっています。MRの将来性に不安を抱き、転職を考える方は多いでしょう。

公益財団法人MRセンター「2018年版MR白書」によると、MRの数は62,000人ほどで(2017年)、2013年の約66,000人をピークに減少傾向にあります。
また、大手製薬会社が相次いで人員削減計画を発表したので、今後MRはさらに減少すると考えられます。

今は主に40代・50代が早期退職勧奨の対象になっていますが、若い方も将来への危機感から、転職を考える人が増えています。MRからの転職で多いのが下記の理由です。

MRからの主な転職理由

  • 望まぬ転勤
  • 製薬業界やMRの将来性が不安
  • 医療機関でのMRは立場が弱い
  • MRには価格交渉権がなく位置づけが中途半端
  • 規制だらけで医師との関係作りや接触が困難になりつつあり、営業活動がしにくい
  • ノルマが厳しく、成績が落ちると会社に居づらい・モチベーションが続かない

参考:WORKAS「MRを辞めたい!しんどい!辛い5つの原因と対処法

MRから転職するかどうかは、適切な転職先があるか否かに掛かっています。MRからの転職を成功に導くポイントを解説します。

1. MRから転職するなら、どんな道が良いか?

MRから転職する場合、大きく以下の3つの道があります。

・MRを辞めて、MRの経験を活かせる仕事に転職する
・MRを辞めて、全く別の仕事に転職する
・MRは辞めず、MRとして別の企業に転職する

MRからの転職を考える場合に、一番ネックになるのが収入でしょう。MRの年収は30代で700万円前後、40代の課長クラスになると800~1000万円超の年収になります。転職して他業界で同程度の年収を得るのはなかなか大変です。
そのため他分野に転職する場合でも、MRの知識・経験と接点のある業界や仕事を探すのがポイントです。
MRを辞めて転職する場合の、おすすめの転職先を紹介します。

1-1. MRを辞める人におすすめの転職先

医療機器・用品メーカーや商社の営業職

医療機器でもMRIのような高額な設備から、人工関節やレーザーメスなどの製品まで色々あります。特別な資格は不要ですが、医療機器情報コミュニケータ(MDIC)認定制度が創設されて今後は必要になるかもしれません。年収は400万円~1000万円前後。外資系はプラスしてインセンティブがあるので1000万円以上も可能。

医療向けシステム開発会社の営業職

電子カルテや医事会計システムなどの提案や導入の仕事です。特別な資格は不要。年収は400万円~800万円前後。

企業や健康保険組合向けの健康管理システムなどの営業

企業向けに健康管理や健康診断システムを提案・導入・サポートをする仕事です。特別な資格は不要。年収は400万円~600万円前後。

医療系コンサル会社

開業支援や運営サポート、病院の業務効率化などへのコンサル。問題解決力が求められる。難易度は高いが実力次第で高年収が可能。年収は700万円~1000万円超。

PMSモニター

元々はMRが担っていた部分ですが、副作用報告漏れ事件などがあり、専門に担当するようになりました。新薬の試用成績調査や副作用情報を収集する仕事。海外の情報もあるので、英語力あると有利。製薬会社に所属する場合と開発業務委託期間に所属する場合があります。400~600万円

医薬品卸会社のMS

MRと同行することの多いMSですが、MSには価格交渉権がある点が決定的に違います。年収は400~600万円くらい。

サービス・レップ

製薬会社などクライアントが販促したい製品のパンフや販促物を、医療機関や介護施設・保健施設・薬局などを訪問して配布するルート・ラウンダー。年収は300万円程度。

臨床開発モニター(CRA)

病院側への治験依頼や治験計画、治験症例の回収や報告書作成などの仕事です。CRO(受託臨床試験実施機関)に所属することが多いです。薬剤師や看護師の資格があると有利。年収は経験にもよるが400~800万円前後。

医療系人材サービス会社の営業

医師・看護師・技師などの医療系人材の紹介や転職支援のサービスです。年収は400~800万円前後。

医療関連の広告代理店営業職

医療広告やプロモーションは規制が厳しく、専門知識が求められます。医療関係者向けの資料や患者向けの広報誌などを扱います。年収は300~600万円前後。

医療系サイトの運営スタッフ

医療関係者向けの情報提供を行うサイトの運営やコーディネートの仕事。MRの人脈や経験が役立ちます。ネットの医療情報を利用する医師も増えており、その傾向は強まるでしょう。年収400~800万円前後。

MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)

医療の専門知識やエビデンスをもとに、医薬品情報や安全情報・論文翻訳や研究支援などをします。医療業界で影響力のある医師や専門家を対象とするので、非常に高度な知識と語学力が求められます。年収は500~1000万円。

MRからの転職に強いおすすめの転職エージェント

1-2. MRは辞めずに他の企業に転職する

MRとしては辞めずに他社に転職する場合は、将来性がポイントになりますね。
MRの将来性に不安という方は多いですが、製薬会社や担当領域によるでしょう。

将来性という点からMRから転職を考えると、2つのポイントがあります。
①将来性のある領域を選ぶこと
②開発力のある製薬会社を選ぶこと

です。

新薬開発フェーズなど、公表されているリストを調べると数年後に新薬発売の可能性があるかどうかは判ります。開発断念という場合もありますが、少なくとも新薬の種があるかは調べておくことが大切です。

1-2-1.①将来性のある領域

抗がん剤、希少疾病、中枢神経系、免疫系などの専門領域は将来性があるでしょう。
一方、プライマリー領域の販促予算やMRを減らしたいというのが、製薬会社の方針です。

1-2-2.②開発力のある製薬会社

MRが最も必要とされるのは、新薬の発売・普及時ですから、何と言っても開発力がポイントです。特定の分野に特化して資金や人材を集中する会社と、大手のように資金力を活かしてM&Aを活発に行う会社があります。開発力という点では、やはり外資系が強いです。

MRとして続けるのであれば、専門領域や大学病院などを経験して市場価値を高めることも大切です。社内で担当を異動できるのであれば希望を出すと良いでしょう。

プライマリーMRからスペシャリティMRへの転職も可能ですが、製薬会社の専門領域のMRは難易度が高いです。特に外資系は即戦力を求めるので経験が必要です。

コントラクトMRという働き方もあります。MRのアウトソーシングを請け負っているCSO企業(医薬品販売業務受託機関)に所属して働くのが、コントラクトMRです。

CSO企業と契約している製薬会社に派遣されて、新薬発売などのプロジェクトに応じてMRとして働きます。CSO企業によって雇用形態は正社員か契約社員か違いはありますが、製薬会社への転職よりも難易度は低いです。
CSO企業で専門領域を経験してから、製薬会社に転職するという方法もあります。年収は500~700万円前後です。

MRの転職に強いおすすめの転職エージェント

2. MRから転職するか迷ったときどうすればいいか

MRから転職するか迷ったときは現状をしっかり分析することが大切です。
その上で転職によって叶えたい目的や今後のキャリア設計を考えましょう。

MRからの転職は、2つの道があります。
・MRとして同業他社へ転職する
・MRを辞めて異業種や異職種へ転職する

MRは給与水準が高く、同業他社への転職ならば現状維持か年収アップも見込めますが、それ以外の転職では収入ダウンのケースが殆どです。(転職の際には直近の収入よりも、将来的な伸び率や可能性を考えることは必要ですが)

転職するか迷った時の判断のポイントと成功例・失敗例を紹介します。

2-1. MRから転職するか迷ったときの4つの判断ポイント

転職するか迷った時は、下記の4点について考えてみましょう。

  • MRになった動機・目的は何か?
  • 現職でMRとして得られたことは何か?現職では叶えられないことがあるか?
  • それは、何をどう変えると叶えられるのか?現職での改善努力はしたか?
  • 現職に留まるメリット・デメリットを書き出してみる

MRは現職での収入が高いので、年収・待遇ダウンの許容ラインを具体的に考えておくことも重要です。

2-2. MRから転職した成功例と失敗例

「MRから他職種に転職した場合」「MRで他の企業に転職した場合」「転職せず仕事を続けた場合」の成功例と失敗例を挙げてみましょう。

①MRから他職種に転職した場合

〇:成功例
転勤内示を機に、MRから臨床開発モニターへ転職した。内勤のサポート業務は出張もなく、家庭とムリなく両立できて転職して良かった。

×:失敗例
MRから医療器具営業に転職した。給料ダウンは想定内だったが、住宅手当や日当のことは考えておらず予想外に響いた。

②MRで他の企業に転職した場合

〇:成功例
プライマリー領域から外資系のオンコロジーのMRに転職した。勉強は大変だが、本来のMRとしてのやりがいを感じる。

×:失敗例
転職後に担当した病院・医師との関係構築が上手く行かず、処方に結び付かない。大学病院は訪問規制もあり、営業手段が限られ成績を上げるのが難しい。

③転職せずにMRの仕事を続けた場合

〇:成功例
薬剤師からMRになったが営業活動に向かず一度は転職を考えた。しかし学術部への異動願いが実現して今は充実している。内資系は社内での選択肢があり、続けて良かったと思っている。

×:失敗例
前に一度転職を考えたが、給料の面で現職に留まった。今年、人員削減計画が発表されたので転職しようとしたが、年齢的に難しいことを知りもっと早く決断しておくべきだったと後悔している。

2-3. どちらにしろ悩んだら一歩踏み出してみること

MRを続けるか・辞めるか迷っている人は多いと思います。
ここで、MRの将来性に関わるリスク要因を整理してみましょう。

MRの将来性に関わる5つのリスク
  • 医療費削減方針が長期的に続く⇒長期収載品の薬価を下げて、新薬創出への誘導
  • 収益低下に備えて、製薬会社の営業体制・MR活動の見直し、人員の削減
  • IT/AIの進歩による、医療情報提供・収集方法の変化、新たなビジネスモデルの出現
  • MR訪問やプロモーションへの各種規制強化
  • 地域医療構想による病院再編や医薬品購入の変化

製薬業界全体の地殻変動と言っても過言ではありません。
MRとして現状に留まるということは、これらの要因の中で生き残りを図るということです。

今すぐ転職するつもりがなくても、広い視野でアンテナを張っておくことが大切です。

転職するか少しでも迷ったら、まず転職エージェントに相談するか、転職サイトで情報収集をはじめましょう。
次章で詳しく説明します。

3. まずは気軽な相談相手を作ること、情報を集めることから始めよう

前章で挙げたリスク要因も、年齢や立場・勤務先などによって個人個人のインパクトは違います。転職するか否か?の悩みは、適切な転職先があるか否かに掛かっています。「自分の場合は、どうなんだろう?」という相談に応じて求人を紹介してくれるのが、転職エージェントです。

3-1. 転職エージェントというサービス(転職支援サービス)

転職エージェントは企業から求人依頼を受けて、求職者を紹介する転職支援サービスです。

登録すると専任の担当者がつき、キャリア相談や応募書類のアドバイスなど採用選考まで転職活動全般に渡ってサポートしてくれます。高年収の優良求人は非公開が多いですから、自分で探すのは難しいです。ぜひ登録をお勧めします。

MRから未経験分野への転職でおすすめの大手転職エージェント

3-2. 転職エージェントがしてくれるサポート

転職エージェントは、具体的にどんなサポートをしてくれるのか?紹介します。

  • あなたの経歴や要望をヒアリングしてキャリア相談に応じてくれる
  • あなたの条件に合う会社選びのアドバイス、非公開求人の紹介
  • 応募書類のアドバイスや添削
  • 求人先への応募手続き
  • 面接選考のアドバイスや対策などのサポート
  • 面接選考の日程調整やセッティングをしてくれる
  • 入社時期や給料交渉、入社手続きなどの面倒な交渉を代行してくれる
  • 応募企業の求人背景や雰囲気などを教えてくれる

求人企業と求職者の間に立って、応募先とのやりとりや交渉は殆ど転職エージェントが代行してくれるので、精神的にも時間的にも大幅に負担が軽減されます。

医療分野は特殊なので、大手転職エージェントでは医療系専門の担当者がいます。
元MRの担当者も多いので、相談しやすいでしょう。

3-3. 転職サイトでアンテナを張って情報収集する

転職サイトは担当者が介在せず、自分で求人情報を検索してサイトから応募します。
マイペースで気軽に転職情報をチェックできるのがメリットです。

MRからの転職でおすすめの大手転職サイト
  • リクナビNEXT業界最大手のリクルート運営。無料の強み診断ツールもおすすめ:グッドポイント診断
  • doda業界No2のパーソナル運営。スカウト機能や転職フェアが非常に充実しています。

大手転職サイトはほぼ全国地域をカバーしているので地方での転職活動には必須です。
求人を探す以外でも、無料で自己分析や強み診断してくれるサイトもあるので登録しておきましょう。

転職サイト活用のポイント
  • 転職活動に役立つ転職ノウハウを集める
  • 業界や職種ごとの求人動向や分析がされている
  • 転職セミナーや転職フェアなどの開催情報がある
  • 自己分析ツールや強み診断ツール、市場価値診断などができる
  • 条件に合う求人のスカウトサービスに登録しておく

多くの転職者は、転職エージェントと転職サイトを組み合わせて上手に利用しています。

4. MRから転職で失敗しないための重要ポイント

MRからMRへの転職なら、ポイントや要領もつかみやすいでしょう。
MRから他分野への転職となると、業界のカルチャーが違うなどミスマッチが起こりやすいです。
MRから転職する場合の重要なポイントについて解説します。

4-1. 他分野への転職活動の注意点

他分野への転職となると、業界未経験または業種未経験となります。
異業界でも同職種ならば、多少経験を活かせるので採用する企業は多いです。
異職種への転職で正社員採用となると全く未経験となり、転職するなら20代のうちがベストです。

MRから他分野への転職の主な注意点
  • MRの給与水準に拘ると、選択肢が非常に狭くなる
  • 他分野への未経験転職では、30代以降になると優良求人案件は非常に少ない
  • 転職回数3回目以上は気にする採用担当者が多い(※)
  • 管理職ポストや専門性の高い人材は、非公開求人が多い。転職エージェントを活用すること

(※)リクナビNEXT「年代別の転職回数と採用実態より

4-2. 履歴書の注意点

応募書類は社会人としてのマナーも見られます。

  • 学校名や社名などは略せず正式名称で、年次は元号でも西暦でも良いですが統一しましょう。
  • 学歴は、最終学歴のひとつ前からで良いです。(大卒ならば、高校の学歴からでOK)
  • 空欄はつくらず、なければ「特になし」と記載します。
  • 資格は業務に関連する資格は記載し、応募業務に関係ない資格は記入しないか趣味の欄に記載します。
  • 写真は重要ですので、専門の写真館で撮影しましょう。

4-3. 職務経歴書の注意点

職務経歴書で見られるポイントは、以下の点です。

  • 期待業務の遂行能力があるか
  • 仕事への意欲
  • MRから転職する意図
  • 転職履歴

職務経歴書では、応募業務を行うに当たって、MRとしてのスキル・経験がどのように役立つのかを具体的に記載することが大切です。

求人企業には「求める人物像」があります。どんな業務でどんなスキルを求めているのかを具体的に転職エージェントに聞いて、その要望に合わせて書きましょう。

4-4. 志望動機のポイント

採用では志望動機は非常に重要です。中途採用では意欲だけでなく、志望の背景や裏付けとなる経験などがストーリーになっていると説得力が高まります。

MRからの転職での志望動機の作成方法
  • MRを辞めて他分野の企業に応募する動機や意欲を簡潔に言語化する
  • 志望の分野で何を目指すのか? 実現を支える自分の経験や想いを元に表現
  • 業界内での応募企業の位置づけを把握した上で、自分が貢献できることを表現

説得力のある志望動機にするためには、業界研究・企業研究をしっかり行うことが重要です。

志望動機と転職理由は面接でも必ず聞かれます。
書類の志望動機と面接時の質疑内容が矛盾しないように、MRから転職するなら志望動機はしっかり考えておくことが大切です。

4-5. 自己PRのポイント

MRとして挙げた実績、関係者からの評価など具体例をもとに、応募先企業で貢献できる可能性をアピールしましょう。

  • 応募業務に活かせる自分の強み・経験は何か?努力した事例でも良い。
  • チームに貢献した事例や、マネイジメントの経験などもアピールになる

自己PRの仕方は戸惑う人が多いです。ぐいぐいアピールすると自慢ぽく受け取られることがあるので、誠実さがにじみ出るようなアピールが好感を持たれます。転職エージェントに相談して、ぜひアドバイスを受けることをお勧めします。

面接で「1分間で自己PRをしてください」と言われることもあります。簡潔に口頭でも表現できるように練習しておきましょう。

5. MRからの転職に関してよくあるQ&A集

MRからの転職でよくある質問と解説を紹介します。

5-1. 女性でMRから転職したい

Q) 女性MRから転職するとしたら、転勤や出張のない仕事でどのような仕事がありますか?

A) CRAは出張がありますが、大手CSO企業では内勤専門のサポート業務もあります。
他には、PMSモニター、医療系のコールセンターやサービス・レップ、医療系広告代理店、専門知識があればMSLなども女性に向いています。

5-2. 男性でMRから転職したい

Q) 男性MRからの転職ですが、MRと同等かそれ以上の収入が得られる仕事は何ですか?

A) 実力次第ですが、医療コンサルタント、外資系の医療機器メーカーなどは同等か結果を出せばそれ以上の収入も可能でしょう。MSL、CRAも比較的高収入が期待できます。

5-3. 資格についての質問

Q) 資格は取得した方が良いですか?

A) 転職先の仕事によります。TOEICは750点以上持っていると、転職の選択肢が広がります。殆どのMRは運転免許取得していると思いますが、取得されていなければ運転免許もぜひ取得しておくと良いでしょう。

5-4. 未経験転職についての質問

Q) 未経験でもMRから転職は可能でしょうか?

A) 可能ではありますが、収入は大幅にダウンすることが多いです。出来るだけMRと接点のある仕事を選ぶのがポイントです。MRなら異業界の営業職は可能性が高いでしょう。異職種なら医療知識や人脈が活かせる、医療業界が良いでしょう。

5-5. 20代でMRから転職

Q) 20代のMRですが、MRの将来性に不安です。転職した方が良いでしょうか?

A)  MRとして一定の経験を積んだら、20代のうちに他業界に転職するのも選択肢です。若いうちの方が良いとは言っても、1年程度の短期離職は避けた方が良いでしょう。語学力・専門知識があれば、MSLはMRとの親和性も高く、まだ人も少ないので需要が高いです。

5-6. 30代でMRからの転職

Q) 30代のMRですが、転職出来るでしょうか?

A) 30代でMRから未経験の職種への転職は難しいです。他業界ならば営業職、営業がイヤなら医療知識・経験を活かせる医療業界の中で探すのが良いでしょう。プライマリー領域MRであれば、スペシャリティ領域への転職がお勧めです。

5-7. 40代のMRの転職

Q) 40代のMRですが、今から転職は可能でしょうか?

A) 40代で他業界・他職種への転職は非常に難しいですが、営業職は可能性があります。40代では、まず社内での異動や子会社への異動が可能か検討してみましょう。コントラクトMRは収入ダウンになりますが、可能性はあります。

6. まとめ

MRを取り巻く環境は厳しいですが、地殻変動は新たなチャンスの源でもあります。
医療は必要不可欠であり、情報の価値はますます高まるのは間違いありません。

ただ、情報の種類や伝え方やコストが問題であり、コンタクトポイントやキャッシュポイントも変化するでしょう。

MRの方は、学歴もあり論理的思考力やプレゼン力もあります。
他分野に転職しても、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。
医療を軸に専門性を磨いて、広く柔軟な視野を持つと市場価値を高める転職も可能でしょう。

現状に問題があるのなら、まず行動することが何よりのリスクヘッジです。
最初の行動の一歩として、この記事がお役に立てれば嬉しいです。

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記事更新日:2019年01月23日

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