楽しい仕事とは?楽しい仕事ランキングと仕事を楽しむ方法

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あなたは仕事が楽しいですか?
楽しい仕事に就きたいと思いますか?

「楽しい仕事なんてない」と思っていませんか?

職場を見渡すと、楽しそうに仕事をしている人もいれば、つまらなそうに仕事をしている人もいますよね。何が違うのでしょうか?

実は、仕事を楽しんでいる人には顕著な共通点があるんです。

この記事では、
・楽しい仕事とは何か?
・仕事を楽しむにはどうすればいいのか?

について徹底解説します。

1. 楽しい仕事とは?

楽しい仕事とは何か?を考えるに当たって質問です。

・あなたは仕事が楽しいですか?
・楽しい仕事に就きたいと思いますか?

「仕事が楽しいですか?」と問われると、YesかNoか、または楽しい時もあるけど、イヤな時もある…などと答えられますね。

では「楽しい仕事に就きたいですか?」と問われると、どうでしょう。
「楽しい方がいいけど…楽しい仕事って何?」ということになりますよね。

一般的に楽しい仕事とか、自分にとって「楽しい仕事」って、答えられますか?
自分がやっている仕事なら楽しいか楽しくないか判るけれど、楽しいかどうかは自分がやってみないと判りませんよね。

ただ、「楽しそうに見える仕事」ならあるようです。

「楽しそうに見える仕事」の例
  • ミュージシャンとか芸能・イベント関係の仕事
  • デザインナーなどのクリエイター
  • テーマパークのスタッフ

(出典:マイナビウーマンWebアンケート:25~35歳働く男性201人より)

確かに、演奏家や役者はイヤならそもそもならないので、楽しそうに見えるのかもしれません。
しかし「好き・楽しい」だけではできない仕事です。気の遠くなる様な訓練・稽古が必要です。

いくら好きでも、努力嫌いの人にとっては苦痛以外の何物でもないでしょう。
おまけに苦労の割に報酬は伴わないので、好きでなければできないのは確かです。

つまり、一般的に「楽しい仕事」があったとしても、その仕事が楽しめるかどうかは自分次第でしょう。

では、一般的に「楽しい仕事」というのはあるのでしょうか?
「楽しい仕事」の定義や条件を探ってみましょう。

1-1. 楽しい仕事ランキング

「楽しい仕事」の定義は人それぞれですが、大勢の満足度が高いと「楽しい仕事」と言えるのではないでしょうか?

株式会社インテリジェンスによる「仕事満足度ランキング」から見てみましょう。
現在の仕事に対する満足度を、総合・仕事内容・給与待遇・労働時間・職場環境の5つの指標について100点満点で答えてもらったものです。

仕事満足度ランキング 総合得点
  1. 法務・知的財産・特許 = 76.8点
  2. 財務 = 75.2点
  3. 経営企画 = 73.8点
  4. 技術開発・部材開発・解析・調査 = 73点
  5. 管理会計・内部統制 = 72.6点
  6. 営業(MR) = 72.4点
  7. 事業企画・新規事業開発 = 71.7点
  8. 人事 = 71.7点
  9. 秘書・受付 = 71.6点
  10. 分析・評価・品質管理・品質保証 = 71点
  11. 品質管理・品質保証・テクニカルサポート= 70.8点
  12. 薬事 = 70.2点
  13. 不動産専門職(開発・運用・管理) = 70.2点
  14. ビジネスコンサルタント = 70点
  15. 広告宣伝・広報・IR = 69.9点
  16. 研究開発・R&D = 69.9点
  17. 営業(総合商社) = 69.9点
  18. 金融事務 = 69.3点
  19. 営業企画(企画・管理系) = 69.2点
  20. 総務 = 68.9点

株式会社インテリジェンス:仕事満足度ランキング 2016より

ランキングを見ると、楽しい仕事は、企画職、専門職、技術系が多い結果でした。

調査では、仕事が楽しいか(満足度)に最も影響する指標は仕事の内容であるとしています。
次いで、給与・職場環境・労働環境が続くという結果です。給与や労働時間に満足していても、仕事内容の満足度が低いと総合的な満足度は高くならないとしています。

上記のように「やりがい」を感じられる仕事・職種は満足度が高く「楽しい仕事」と言えることが分かります。

1-2. 「職務特性モデル」による楽しい仕事ランキング

心理学者のR.ハックマンと経営学者のG.オルダムは、仕事と満足度の関係について考察し「職務特性モデル」を構築しました。そこでは仕事のやりがいやモチベーションに関る要素として、以下の5つを挙げています。

仕事のやりがいやモチベーションに関る5つの要素
  • 技能多様性:職務を遂行するために要求されるスキルの多様性。
  • タスク完結性:部分だけでなく、全体像や流れを把握できるか。
  • タスク重要性:重要な仕事と感じられるか?他者にどれだけ影響を与えるか。
  • 自律性:仕事の進め方を自発的に決められるか?
  • フィードバック:やった事に対する結果や達成度合い。お客様の感謝や他者からの評価など。

そして、5つの要素を一定の数式に当てはめて導き出した「MRS(Motivation Potential Score)」というスコアがあります。
つまりMRSスコアが高ければ、「満足度が高くやりがいのある仕事」ということになります。

リクルートワークス研究所では、様々な職務のMRSスコアと仕事の満足度の関係の図が発表されています。

MRSスコアの高い職業ランキング(リクルートワークス研究所)
  1. 経営関連専門職
  2. ビジネスコンサルタント
  3. ゲーム関連専門職
  4. 文芸家・記者・編集者
  5. 美術科・写真家・デザイナー
  6. 生活衛生サービス職業(美容師など)
  7. 仲介・代理
  8. 医師・獣医師・薬剤師
  9. 会社・団体等管理職、法務関連専門職
  10. 農林水産業・食品技術者
  11. 広告・出版・マスコミ専門職
  12. 建築・土木・測量技術者、鉱工業技術者

出典:リクルートワークス研究所 全国就業実態パネル調査「日本の働き方を考える」より

MRSスコアには給料や職場環境などの要素はなく、職務内容に絞られています。
しかし、経営に関る企画・管理系・専門職などが上位に来ており、前出の調査と似た傾向となっています。

ちなみにMRSスコアの低い職種は、図では以下のようになっています。

リクルートワークス研究所「MRSスコアの低い職業」
  • OA機器オペレーター
  • 製造・生産工程作業者
  • ドライバー

多様な技能を要求されない、単純労働やルーティンワークは、MRSスコアが低くなっています。

技能の多様性や他者への影響が大きい仕事は、難しく大変な仕事ですが「やりがいがある」と言えるでしょう。5つの要素に注目すると「やりがいのある仕事=楽しい仕事」を考える参考になるでしょう。

2. 仕事を楽しんでいる人と楽しんでいない人の違い

今は仕事のストレスや長時間労働など、仕事の辛さがかなりクローズアップされています。
問題が多いのは確かですが、仕事が辛い人ばかりかと言うと、そんなことはないですね。

職場で「仕事楽しいよね~」なんて言うと、「優等生ぶって」とか「仕事舐めてんのか」とか、反感買うこともあるので言わないのでしょうけれど、楽しい仕事をしている人もいるわけです。みんなで楽しい仕事ができれば、それに越したことはありませんよね。

・楽しい仕事をしている人は、どの位の割合いるのでしょう?
・仕事を楽しんでいる人と楽しんでいない人は、何が違うのでしょう?

2章では、このように「仕事を楽しむ意識」という観点で解説します。

2-1. 楽しい仕事をしている人はどの位いるの?

日本能率協会グループが行った「ビジネスパーソン1000人調査 仕事を楽しむ意識」を参考に見てみましょう。

Q:あなたは日頃、どの程度仕事を楽しんでいますか?
  • とても楽しんでいる=4.5%
  • 楽しんでいる=12.4%
  • やや楽しんでいる=23.9%
  • どちらともいえない=25.7%
  • あまり楽しんでいない=16%
  • 楽しんでいない=8.3%
  • 全く楽しんでいない=9.2%

日本能率協会「第5回 ビジネスパーソン1000人調査 仕事を楽しむ意識」調査より

全体の平均ですが、楽しい仕事をしている人は40.8%、楽しんでいない人は33.5%となっています。

数字で見ると年収で違いがあります。楽しんでいる人と楽しんでいない人を年収別に見てみましょう。

年収別:仕事を楽しんでいる人・楽しんでいない人
楽しんでいる人 どちらでもない 楽しんでいない人
300万円未満 38.5% 25.9% 35.6%
300~500万円未満 41.2% 24% 34.9%
500~700万円未満 42.6% 31% 26.4%
700万円以上 44.9% 23.4% 31.7%

収入が高いほど、仕事を楽しんでいる人が多くなっています。
収入で評価されるから、楽しい仕事なのでしょうか?
または、仕事を楽しんで(成果を挙げて)結果的に収入が高くなるのでしょうか?
仕事を楽しむことと、仕事の成果の関係を見てみましょう。

2-2. 仕事を楽しむことと成果の関係

Q:自身の仕事の成果をどのように自己評価していますか?
成果を挙げている どちらともいえない 成果が低い
楽しんでいる人 63.2% 30.4% 6.1%
どちらともいえない人 36.2% 54.1% 9.3%
楽しんでいない人 25.7% 46.9% 27.5%

仕事を楽しんでいる人は、「成果を挙げている」とする自己評価が、楽しんでいない人の2倍以上も高いことがわかります。
仕事を楽しむ⇒仕事の成果が上がる⇒収入が増えるという傾向が見えてきます。
しかし、どうやら成果を上げるのは自分1人の力だけではないようです。

Q:チーム全体として仕事の成果をどのように自己評価していますか?
チーム全体が 成果を挙げている どちらともいえない 成果が低い
楽しんでいる 72% 25.9% 2.1%
どちらともいえない 17.7% 74% 98.4%
楽しんでいない 17% 44.8% 38.2%

チームメンバーが仕事を楽しんいる場合は、チーム全体として成果を挙げていることが顕著に現われています。

チームのお蔭か個人の努力か?は両方でしょう。チームの人達が楽しんで仕事をしていると、良い刺激を受け成長できます。個人個人が仕事を楽しむと、周囲に波及してチーム全体として好循環が生まれます。個人とチームの相乗効果が高まることがわかります。

2-3. 仕事を楽しむためには何が必要か?

仕事を楽しんでいる人は何を重視しているのか?を見てみましょう。

Q:仕事を楽しむために必要だと思うことは?
必要なこと 仕事を楽しんでいる人 仕事を楽しんでいない人
1.心身ともに健康であること 62.7% 55.2%(1)
2.仕事のやりがい 62.3% 40.5%(3)
3.仕事と生活の両立 56.1% 47.6%(2)
4.自分の能力を発揮できる 54.4% 34.5%(8)
5.仕事内容と自身の資質・スキルの相性が良い 51.2% 37.5%(6)
6.上司を信頼できる 45.6% 39.7%(4)
7.上司が自分の仕事の成果を評価している 44.9% 38.5%(5)
8.評価や処遇方法の納得度 38.5% 36.8%(7)

※( )内は、楽しんでいない人の順位です。

特に「仕事のやりがい」「自分の能力を発揮できる」が多く顕著です。

仕事を楽しんでいない人は、「能力の発揮」よりも「上司の評価や処遇」の方が高い順位になっています。自分の仕事の評価がされないと、楽しい仕事だと思えないという傾向がうかがえます。

2-4. 仕事に関する行動や意識の違い~仕事を楽しんでいる人は「感謝の気持ち」が高い

仕事に関する行動や意識・考え方について、仕事を楽しんでいる人と楽しんでいない人は何が違うのでしょう?差の大きかった順に挙げます。

仕事に関する行動や意識・考え方について、自分にあてはまること
自分にあてはまる項目 楽しんでいる人 楽しんでいない人
仕事で関った多くの人に感謝している★ 72.8% 36%
仕事を通じて、自分を大切に思ってくれる人がいる 56.4% 22.8%
困難な目標も努力し続ければ上手く行くと信じている 64.5% 32.8%
小さな目標を設定し達成を積み重ねるようにしている 61.3% 29.6%
困った事があったら相談できる、頼れる仲間がいる 58.1% 27.5%
どんな失敗にも意味があり、無駄な事はないと考える 70.8% 42.6%
多少のリスクがあってもやらないよりはやる事を選ぶ 64% 36%
あきらめる前に、自分で何ができるかをまず考える 69.6% 43.6%

最も顕著な違いがあったのは、「仕事で関った多くの人に感謝している」ことです。
仕事を楽しんでいない人の2倍となっています。
仕事が楽しくないなど、不満があると感謝の気持ちなど起こらないのかもしれません。

2-4-1. 感謝の気持ちが仕事を楽しむ原動力になる理由

感謝したりされたりすると、ヒタヒタと温かい気持が広がりますね。
これは、オキシトシンというホルモンが関っています。愛情ホルモンとか幸福ホルモンとも言われ、人とのつながり感や信頼感、愛情、安らぎ感、幸福感などに関るホルモンです。

感謝の気持ちを持つから幸福度も増して、仕事を楽しむ原動力になると言えます。

感謝する気持ちが、「仕事を通じて、自分を大切に思ってくれる人がいる」や「困った事があったら相談できる、頼れる仲間がいる」など、良好な人間関係にもつながっていると考えられます。
気持ちが安定していると、困難やリスクにも立ち向かう力が出るでしょう。

「仕事で関る多くの人に感謝する」ことで、多くの人達の存在が頑張るエネルギーになっているといえます。
自分1人で頑張るのと、支えられながら頑張るのとでは大きな違いです。

仕事を楽しんでいる人と楽しんでいない人は、これらの違いが大きいのではないでしょうか。

2-5. 「楽な仕事」は「楽しい仕事」なのか?~仕事の大変さと仕事を楽しむことの関係

難しい仕事を押し付けられて大変、業務量が多くて辛い…という方も多いでしょう。
では「楽な仕事」だと、仕事が楽しめるのでしょうか?

仕事の楽さ・大変さを、「仕事の難しさ&業務量の多さ」という観点でみてみましょう。

ちなみに「仕事が難しい&業務量が多い」は、仕事が大変と言えるわけですが、労働者の半数が「仕事が大変」な状況です。

Q:自分の仕事をどの程度、難しい、業務量が多いと感じているか
  • 難しい&業務量が多い=49.4%
  • 難しい&業務量少ない=12.2%
  • 簡単&業務量多い=13.7%
  • 簡単&業務量少ない=24.7%

仕事の大変さ別、仕事の楽しみ度
仕事を楽しんでいる どちらともいえない 楽しんでいない
難しい&業務量多い 43.3% 23.9% 32.8%
難しい&業務量少ない 48.4% 28.7% 23%
簡単&業務量多い 32.1% 27.7% 40.1%
簡単&業務量少ない 36.8% 26.7% 36.4%

簡単な仕事よりも、難しい仕事の方が仕事を楽しんでいる割合が高く、大変な仕事を楽しんでいる様子が伺われます。難しい仕事の方が、能力を発揮する手応えや達成感が得られるのでしょう。

簡単で業務量が多いのは、やりがいがなく忙しいだけで、楽しめる状況ではないことが判ります。
簡単で「楽な仕事」は、能力を発揮する機会に乏しく、仕事が楽しめないといえます。

2-6. まとめ:仕事を楽しんでいる人と楽しんでいない人の違い

①仕事を楽しんでいる人は、「成果を上げている」とする自己評価が2.5倍高い

仕事を楽しんでいる人は「やりがい」重視、楽しんでいない人は「評価」を重視している

仕事を楽しんでいる人は「感謝の気持ち」が顕著である

仕事を楽しんでいる人は、簡単な仕事より難しい方がやりがいを感じ、楽しめる傾向にある

仕事を楽しむと成果も上がり、いいことづくめなのが分かりました。
では、どうすれば仕事を楽しめるのでしょう?

3. 最初から楽しい仕事なんてない!「仕事を楽しむための6つの方法」

仕事を楽しんでいる人の意識・考え方などを参考に、仕事を楽しむ方法をまとめました。

3-1. 心身が健康であること

楽しい仕事をしている人は「心身が健康であること」を何よりも重視しています。
当り前のようですが、現実には当り前のことを実行していない人も多いようです。

脳の働きや感情は体調の影響が非常に大きく、体調が悪いとストレス耐性も低下します。
普段ポジティブな人でも、体調が悪いとネガティブな思考になりがちです。

脳や感情がポジティブに働き仕事を楽しむためには、何より健康が大前提なのです。

3-2. 感謝など、前向きな思考や姿勢を取ろう

楽しい仕事をしている人に特徴的だったのが「仕事で関った人に感謝する」でしたよね。仕事を楽しむために、感謝の気持ちが非常に有効であることがわかりました。

感謝すると自分自身が得られる幸福感や安らぎ感に加え、結果的に仕事の成果や良好な人間関係、向上への意欲につながります。

感謝は、誰でも簡単にできることです。
日本人は身体接触を避ける傾向がありますが、握手するだけでもオキシトシンが分泌されます。

スキンシップが無理でも、相手を思う、メールや電話で一言感謝する、誰かに話す、どれでもOKです。
仕事を楽しむために、まずやってみましょう。

3-3. 働く目的、仕事の目的を意識すること

楽しい仕事をしてる人は、仕事にやりがいを強く求めていることが判りました。

働く目的のほとんどが「お金を得る」ことだったらどうでしょう?
お金を得るだけが目的であれば、その手段・過程は簡単で手間を省く方が良いということになります。仕事量や労働時間が多いと当然不満が募り、「仕事がイヤだ。楽してお金が欲しい!」になりますね。

働く目的をお金だけに置くと、過程の仕事時間はお金を得るために払う代償になってしまいます。
そう思うとストレスも溜まるし、仕事が楽しくないでしょう。
人生の多大な時間を仕事に費やすのですから、とても勿体ないことです。

何のために働くのか?は、仕事を楽しむ上で非常に重要です。
多くは生活の糧を得るために仕事していますが、仕事は人生の一部です。

仕事を通じて成長したり、誰かを幸せにしたり…社会貢献とか大きな事でなくても、お客様に喜んでもらう、チームの目標を達成する、幸せな家庭を築きたい、などその時の自分が持てる身近な目標で良いのです。

「お金を得る」以外で、自分にとっての働く意味・目的を考えてみてください。

3-4. 仕事でのコミュニケーションを良く取ること

楽しい仕事をしている人は、職場でのコミュニケーションを取ることを心掛けています。
チームワークが仕事の能率や成果に大きく影響することを実感しているからでしょう。

コミュニケーションと人間関係は、共通する部分もありますが、分けて考えた方が合理的です。
「人間関係」は、自我や個人的感情・価値観などが関ってきますが、
「コミュニケーション」は、挨拶・意思疎通など仕事をスムーズにするための伝達手段+α
です。

人間関係云々はさて置いて、職場のコミュニケーションは仕事をする上で必要不可欠です。

「話し下手で、コミュニケーション苦手だから」という人もいますが、言い訳になりません。コミュニケーションは職場マナー・社会人の基本動作です。
自分から周囲と積極的にコミュニケーションをとる機会を増やすと、仕事が楽しいと感じる機会が増えるでしょう。

3-5. スキルを高める、仕事の知識を増やす

昔、体育の授業でスイミングに行っている子は水泳の授業になると張り切り、ピアノを習っている子は音楽の授業になるとイキイキとしていませんでしたか?
自分の得意なことや知識のあることは楽しめます。仕事も同じことです。

スキルや知識を身につけるために最初に少し努力をすれば、仕事が楽しくなるでしょう。
まずは部分的でも良いので、ちょっと得意になる努力をします。それで自分に自信がついたり、評価されるとモチベーションが上がります。

特に、入社したてや新たな部署になった時には大切です。
得意と意欲は深い関係にあり、逆に一度苦手意識を持つと取り戻すのが大変です。
最初の努力は、この分かれ目になることが多いのです。

3-6. 楽しそうだと感じる仕事に転職する

「仕事が楽しい」と思えるのは自分次第ではありますが、
職務要素から満足度が高いとされる「楽しい仕事」は存在します。

今の仕事が多様な技能を要求されない単純労働やルーティンワークだったり、将来のキャリアがイメージできない場合には、できるだけ早めに転職した方が良いでしょう。

未経験で他の職種に転職する場合には、転職エージェントのサポートを受ける事を強くおすすめします。転職エージェントではあなたの適正や希望に合うキャリアプランの提案、非公開求人の紹介、書類添削や面接対策を無料で行ってくれます。

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4. まとめ

楽しい仕事とは、仕事内容の面と、仕事の取組み方の面があります。

・職務要素から満足度が高いとされる「楽しい仕事」でも、取組み方によってはつまらなくなるし、その逆もまた然りです。

・「仕事が楽しい」と思えるのは、能力が発揮できる・成長できる・喜ばれる(評価される)など、やりがいを感じられる時です。やりがいのある仕事とは、多様な技能を要求される複雑で難しい仕事です。楽な仕事=楽しい仕事ではないのです。

「仕事が楽しいか」は、目の前の仕事を、自分がどのように楽しむか?にかかっています。

30~40年に渡って人生の多大な時間を費やすのですから、つまらないと言いながらイヤイヤ仕事するより、楽しんだ方がずっと幸せですね。

あなたは、どんな働き方、人生を送りたいですか?